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なぜマウスピース矯正治療は
失敗するのか?

矯正に失敗して口ゴボになった!

理事長 森瀬卓也

信じられないかもしれませんが、ネット上にはそのような失敗談がたくさんあります。

口ゴボとは唇を閉じたときに横から見ると、口元突き出し、鼻と同じくらいに盛り上がっている状態。

口元を美しくするために矯正治療を受けたのに、「矯正で口ゴボになってしまう」のは一体なぜなのでしょうか?

歯科医師の経験不足

矯正治療が失敗する一番の理由は、担当する歯科医師の経験不足です。

矯正治療というのは歯科の治療の中で最も難しい治療の一つ。

対象とする歯の本数が多いこと、それから治療期間が長期にわたることにより、矯正治療を成功させるためには豊富な経験が求められます。

しかしながら経験が浅いまま矯正治療を手がける歯科医師も少なくありません。その結果矯正治療に失敗して、ゴリラ顔口ゴボになってしまうのです。
 

AIに丸投げしてしまう

マウスピース矯正で治療計画を策定する際は、AIシステムを活用します。

AIが過去の何百万という症例に基づいて、どのような治療を行えばよいのかを提案してくれるのです。

ただし、このAIは完璧ではありません

そのため、AIが出す診断結果と治療計画を鵜呑みにせず、歯科医師自身の分析や診断をAIの提案に細かく反映させ、治療計画を仕上げる必要があるのです。

ところが経験不足の歯科医師は、自身の分析や診断を反映させることなくAIの提案を丸飲みしがち。AI任せにした結果、せっかくの矯正治療が口ゴボに終わってしまうことがあるのです。

AI丸投げで起きる
失敗

経験不足の歯科医師がAI丸投げしてしまうと、具体的にはどんな失敗を招くのでしょうか? 典型的な失敗例を見ていきましょう。

適応外なのに
マウスピース矯正を
強行した

透明で目立たないマウスピース矯正は、メリットが多く素晴らしい治療ですが、残念ながら万能ではありません

歯並びの乱れが悪い場合は、マウスピース矯正だけでなく、他の矯正方法を組合せないと治療できないことがあります。

それなのに、AIに任せきりで「マウスピース矯正だけで治療できる」と誤った診断をくだした結果、口ゴボになってしまうことがあるのです。
 

非抜歯矯正を強行した

歯を抜かずに矯正する「非抜歯矯正」を希望する患者さまは少なくないですが、誰もが歯を抜かずに矯正できるわけではありません。

抜歯してスペースを確保しなければ、突き出した前歯を引っ込めることができない場合も当然あります。

それなのに「歯を抜かなくても治療できる」とAI誤った診断をくだしてしまい、その診断を歯科医師が丸呑みした結果、歯が斜めに前方に突き出して口ゴボになってしまうことがあるのです。
 

拡大床の使い方を誤った

スペースを確保する際、拡大床と呼ばれる装置で歯列(あごのアーチ)を外側に拡大することがあります。

前歯だけを動かすマ格安のウスピース矯正や非抜歯矯正でよく行われる手法です。

大人の矯正で使用する場合、あごの骨が成長しきっているので効果は限定されるため、使い方に注意が必要。

もし誤って歯列を広げすぎると、歯が外側に傾いて余計に突出してしまいます。
 

無理やり前歯だけ矯正した

前歯だけを動かす矯正では、歯と歯の間を少しだけ削って歯を並べるスペースを確保するIPRという方法が採られます。

しかし、IPRで前歯を削れる量は0.1〜0.3mm程度。それほど多くのスペースは確保できません。

ところが、本当はスペースが足りないのに、治療可能とAI誤った判断をしてしまうことがあります。

その結果、スペースが十分に確保できない状態で歯を並べることになり、前歯が前方に突き出してしまうことがあるのです。

「インビザラインGo」や「キレイライン」「Oh my teeth」等の前歯だけ動かす格安マウスピース矯正で起こりがちな失敗です。
 

どの失敗例でも共通しているのは、AI誤った診断をくだした際に、歯科医師がそれを丸呑みして治療を実行してしまったという点です。

「矯正したのに口ゴボになった」。こんな結果にならないためには、AI任せにしないで適切な診断をくだし、治療計画を立てられる歯科医師に治療を任せることが大切になります。

AIに丸投げしない
歯科医師の見分け方

では、何を判断基準に歯科医師を選択すれば良いのでしょうか?

AIを過信せず、自らの手で適切な診断と治療計画を策定できる歯科医師の見分け方について解説していきましょう。

ワイヤー矯正の知識が豊富

ワイヤー矯正というのは、昔からある基本の矯正治療法です。

ワイヤー矯正はマウスピース矯正のようにAIが治療計画を立ててくれないので、歯科医師が一から計画を立てなければいけません。

つまり、ワイヤー矯正に精通している歯科医師は、AIの助けがなくても適切な診断をし、治療計画を立てられる実力を持っているということなのです。

マウスピース矯正で治療する場合も、ワイヤー矯正に精通した歯科医師に治療してもらえると安心です。

CT撮影を行っている

治療開始前の精密検査において、レントゲンだけでなくCT撮影を行っているかどうかも重要な判断ポイント。

なぜならCTは、レントゲンでは把握しきれない歯の角度、位置、およびあごの状態などを正確に診断できるからです。もしこれらの情報が不足していると、適切な診断や治療計画が立てられません。

レントゲンだけでなく、CT撮影の結果も考慮して治療計画を立てる歯科医師を選ぶことをおすすめします。
 

マウスピース矯正以外の矯正治療ができる

マウスピース矯正が適応外だった場合に、他の治療法対処できる歯科医師の方が安心できます。

他の治療法もできる歯科医師は様々な経験を積んでいますし、無理にマウスピース矯正で強行したりはせず、他の治療法を提案してくれるからです。 

お気軽に
ご相談ください

ご紹介したように、矯正治療は「歯医者さんなら誰でもできる治療」ではありません。選択する治療法、患者さまのお口の状態などの条件をさまざま考えると、広い範囲の知識・技術・経験が必要です。

そのため当院ではワイヤー矯正にも精通した理事長が、AIに丸投げすることなく、自分自身の知識・経験に基づき、患者さま毎に最適な治療を進めております。

歯並びの乱れがひどくて他の歯科医院で断られた方でも、当院なら改善できるかもしれません。まずは無料相談にて、お悩みやご希望をお聞かせください。

  • 私の歯並びはキレイになるの?
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無料矯正相談を実施中です。理事長が実際にお口の中を拝見し、ご相談にのらせていただきます。

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